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令和5年度火山工学研究セミナー【土木学会 地盤工学委員会 火山工学研究小委員会】


浮遊軽石災害セミナー

2021年8月に発生した、福徳岡ノ場噴火は、海底火山から成層圏に到達する大噴火となり、大量の浮遊軽石が発生しました。日本国内では桜島大正噴火以来の規模と言われています。この浮遊軽石は、海面に筏をなして沖縄をはじめ各地に漂着して、港湾利用の障害となり、大きな社会問題になりました。取り除かれたものは、産業廃棄物扱いとなっているとのことです。その後、伊豆諸島にも到達しています。このような浮遊軽石の災害は、発生頻度は低いものの、火山災害の一種として、火山防災の対象として検討すべきと考えます。噴火から2年以上が経過し、海底での調査や、過去の類似の現象の情報も集まってきました。火山工学研究小委員会では、それらの知見から学び、火山工学的観点で捉えるべくセミナーを企画しました。ぜひ、多数の皆さんに参集していただき、議論いたしたくご案内申し上げます。

主催:土木学会 地盤工学委員会 火山工学研究小委員会

協賛:日本火山学会(予定)

日時:2024年2月9日(金) 13:00 ~ 17:00

会場:新宿区四谷一丁目 公社)土木学会講堂

プログラム:

13:00~13:05 委員長あいさつ  千葉達朗(火山工学研究小委員会)
13:05~13:35 福徳岡ノ場2021年噴火および軽石漂流イベントと国内の軽石漂流イベント  及川輝樹(産総研)
13:35~14:35 海底調査から明らかになった福徳岡ノ場2021年8月噴火の特徴  谷健一郎(国立科学博物館)
 休憩
14:45~15:15 浮遊軽石の生成とその移動  池上郁彦(タスマニア大学)
15:15~15:45 沖縄や与論島における浮遊軽石被害とその課題  石峯康浩(山梨県富士山科学研)
15:45~16:05 伊豆大島に漂着した浮遊軽石とその特徴  千葉達朗(アジア航測)
 休憩
16:15~16:35 浮遊軽石災害の火山工学的課題  稲垣秀揮(環境地質)
16:35~17:00 まとめとディスカッション

参 加 費: 無 料

方式:現地参加及びzoomの参加が可能です

CPD あり

■申し込みはこちらから

現 地 参 加 → https://www.jsce.or.jp/events/form/3823031
オンライン参加 → https://www.jsce.or.jp/events/form/3823032


学会ML[火山学会:1884](2024年1月29日)でご案内しております。
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